伝統とモダンの融合!
ドリーム・アーツの2025年カレンダー&今年のXmasカード制作秘話
こんにちは、ドリーム・アーツのデザイナーつのあじです。
ドリーム・アーツでは今年もカレンダーとクリスマスカードを制作しましたので、紹介していきたいと思います。
カレンダーのコンセプトとデザイン
2025年のカレンダーのテーマは今年のカレンダーのテーマは伝統を大切にしつつも変化を厭わない、絶え間なくチャレンジし続けるドリーム・アーツの「マインド」です。
このテーマを具現化するため「伝統とモダンが融合」したデザイン表現を考えることにしました。
そこで伝統的なものが変化し続けながらいまも愛されているということから、現代風にアレンジされたモダンな着物・浴衣柄に注目しました。
モダンな着物はいわゆる昔ながらの着物にはない柄であったり、自由な発想や色使いで時代に合わせてさまざまな色や柄が展開されています。今年のカレンダーではそうしたレトロモダンな着物を参考に、伝統的に愛されてきた季節のモチーフや現代的なクリスマスのオーナメントなどのモチーフも取り入れています。さらに、このようなモチーフを、いまを意識した色使いとタッチで表現しています。
カレンダー制作の裏側
現代的なスタイリッシュさを出すため、特にモチーフの形状と色を工夫して制作しました。形状はできるだけ簡略化してシンプルにすることを目指しながらも、洗練されていないイメージにならないようバランスを心がけました。
色は各月の季節感や華やかさを出すため、非現実的な色使いを織り混ぜて制作しています。
また、今回のカレンダーデザインは月ごとに分担して制作しています。完成物のイメージを話し合い、上記のような表現方法をこまめに擦り合わせることで統一感にも気を配りました。
カレンダーについて最後にひとこと
今年も次の月をめくるのが楽しみになるような、ワクワク感のあるカレンダーに仕上げることができたと思っています! もらった人は楽しんでほしいです。
クリスマスカードのデザイン
ここからはドリーム・アーツのデザイナーちゅう吉がクリスマスカードのデザインについて紹介します。
さっそくですが、今年のクリスマスカードはこんなデザインとなりました!
クリスマスカードのコンセプトとデザイン
今年のカードは、世の中や未来を明るくしたいという想いから「明るく元気なクリスマス&ニューイヤー」がテーマとなっています。
デザインの一部はダミアン・ハーストさんのアートから影響を受け、スポットペインティングを取り入れています。(ダミアン・ハーストWikipediaより)
隣り合うドットの色調や配置に細心の注意を払い、見ている人を元気づけるような配色に仕上げました。また、文字のデザインはクリスマスと新年を意識し、背景には富士山のモチーフを取り入れることで、日本の伝統美と現代的な感覚の融合を目指しました。
クリスマスカードの制作の裏側
今回のデザインでは、集合体恐怖症(トライポフォビア)との戦いが大きな課題でした。初期のデザインでは細かいドットが密集しており、見る人に不快感を与えてしまう可能性がありました。そこで、濃色の斑点の回避、ドットの重ね合わせの禁止、淡色使いなど、多くの方に受け入れられるデザインにするためにさまざまな工夫を凝らしました。
クリスマスカードについて最後にひとこと
このカードを通して、みなさんに少しでも明るい気持ちになっていただけたら幸いです。
最後に
昨年の記事でも触れましたが、ドリーム・アーツのデザイナーの仕事は、製品、Webサイト、ノベルティ、イベントブースなどなど…お客さんとのさまざまなタッチポイントで一貫性のあるドリーム・アーツの世界観を作っていくことです。そうすることで、ブランドの価値を高めることができ、お客さんとの信頼関係を築くことに繋つながっていきます。
今回紹介したカレンダーやクリスマスカードは、毎年、楽しみにしている方も多く、ドリーム・アーツのブランドを構成する非常に重要なツールであり、価値観や意図するところを発信するメディアになっています。
そして、今年もクリスマスカードのWebページを制作しました。ぜひこちらもご覧ください!
※本記事は、noteに連載している「ドリーム・アーツ Designers」からの転載となります。
プロフィール
株式会社ドリーム・アーツ
- 2020年から「note」において「ドリーム・アーツ Designers」のタイトルで隔週で、ドリーム・アーツのデザイナーのお仕事にまつわる記事を発信しています!