本格的な企業コンピューティング・ニーズに応えるORACLEデータベース対応のナレッジマネジメント支援型グループウェア「INSUITE®One」を9月に発売
株式会社ドリーム・アーツ(東京都港区南青山、代表取締役社長:山本孝昭)は、Linuxサーバベースのナレッジマネジメント支援型新発想グループウェア「INSUITE」(インスイート)のエンタープライズ(中大規模組織)向け製品「INSUITE®One V1(インスイート・ワン バージョン1)」の販売を9月20日より開始すると発表しました。
「INSUITE®One V1」は、INSUITEで扱うデータや情報、知識の格納データベースとして内蔵するRDBMS:リレーショナル・データベースの格納形式:テーブル情報を公開いたします。これにより、これまでユーザや販売パートナーから要望の多かった各種のINSUITEとの連動アプリケーション・ソフトウェアの開発を行うことが可能となりました。また、従来はINSUITE で扱うデータや情報、知識の格納データベースはLinux上のフリーRDBMSエンジンであるPostgreSQLを採用していましたが、商用RDBMSエンジン分野で世界最大のシェアを誇るオラクル社のOracle8i Workgroups Server for Linuxをデータベースとして選択できるようになりました。さらに、本年秋にはOracleデータベースの性能を最大限引き出すミラクル・リナックス株式会社の最新リナックス製品への対応もミラクル・リナックス社の協力のもと製品リリースを予定しております。
さらに「INSUITE®One」は、今日のITトレンドにいち早く対応し常に最先端の技術と信頼性を確保する為に、半年ごとに機能拡張のためのメンテナンス・リリースを提供してまいります。機能面では、現行の「INSUITE®99」でオプションとして設定されていたiモード対応携帯電話でINSUITE を利用可能にする「iモードオプション」や、アンケート等の情報収集の実施と利用を可能にする「ウエブDBオプション」を標準機能として取り込み、本格的なオフィスシステムのプラットフォームとしての利用範囲が格段に向上致します。また、今後ビジネスパートナー、サポート、教育コースなどの支援体制も一層充実していく予定でおります。
現行製品である「INSUITE®99」については、「INSUITE®One V1」出荷後も、現状の価格、スペックを維持して販売を継続します。「INSUITE®99」は、すでに大企業から中小企業、学校までエンドユーザ50,000人以上に利用されていますが、これらの現ユーザは、「INSUITE®One V1」に有料でライセンスをアップグレードすることが可能です。ドリーム・アーツでは、2000年度中に「INSUITE®One V1」のエンドユーザとして20,000人以上を予定しております。
ミラクル・リナックス株式会社代表取締役の矢野広一は「ミラクル・リナックス株式会社は、株式会社ドリーム・アーツが「INSUITE®One」を提供される事を歓迎致します。「INSUITE®One」の対応プラットフォームとして、弊社の「Miracle Linux」と「Oracle8i for Linux」を組み合わせる事により、安定した企業向けナレッジマネジメント環境を構築できると期待しております。Miracle Linux と INSUITE®One を通して、ミラクル・リナックス社は今後もドリーム・アーツと協力して Linux ビジネス市場を拡大していきます。」と述べています。
発表概要
製品名
INSUITE®One V1
発売予定
2000年9月20日(水)
価格
INSUITE®Oneサーバー 980,000 円
INSUITE®Oneクライアント 8,000 円
販売
ドリーム・アーツ、および全国のドリーム・アーツビジネスパートナー経由で提供されます。
動作環境
サーバー |
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クライアント(パソコン) |
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