ドコモ・ドットコム、日本興業銀行、デオデオから、戦略的事業提携を目的とした出資を受け増資
株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都港区北青山2-12-28、代表取締役社長:山本孝昭)は、同社がターゲットとするエンタープライズ市場におけるビジネス・モバイル・ソリューション開発事業拡大を目指したNTTドコモとの戦略的事業提携を目的とし、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)の100%子会社である株式会社ドコモ・ドットコム(東京都千代田区永田町2-11-1、代表取締役社長:高木一裕)、株式会社日本興業銀行(東京都千代田区丸の内1-3-3、頭取:西村正雄)、株式会社デオデオ(広島県広島市中区紙屋町2-1-18、代表取締役社長:久保允誉)から新株240株の特定第三者割当増資を実施したと発表致しました。これにより2億4,000万円の資金調達を行い、そのうち1億2,000万円を資本金に組み入れたことにより、同社の資本金は7億5,650万円となりました。
今回の増資は、NTTドコモが独立系ベンチャー企業である同社の最先端インターネット技術およびモバイル関連技術、そしてその高度な技術力に基づいたエンタープライズ(大規模組織向け)コンピューティング市場をターゲットとしたビジネス展開に注目し、ドコモ・ドットコムからの出資を通して、同社と戦略的事業提携を行うことを主たる目的としています。この事業提携に日本興業銀行、デオデオからの出資による強力な支援を得て、2001年度に入り本格化しつつあるビジネスモバイルの世界に先進のモバイルソリューションを提供していきます。同社は昨年度からNTTドコモ、コンパックコンピュータとともに発足したコンソーシアムであるBMI(Business Mobile Initiative) を通じてビジネスモバイルを推進してきており、世界に先駆けて日本がリードするビジネスモバイルの世界を牽引してきました。この実績も踏まえ、今回のNTTドコモとの戦略的事業提携を目的としたドコモ・ドットコム、日本興業銀行、デオデオからの出資は、世界におけるエンタープライズ市場に向けたビジネスモバイルの普及を確実に加速していきます。
増資による資金は、NTTドコモとの戦略的事業展開の基盤マーケットとなるビジネス向けモバイルコンピューティング市場、ナレッジマネージメント・ソリューション市場、ECソリューション市場といった従来から同社が拡大を目指す市場の拡大に向けた事業展開、ならびに2月5日に同社から発表された最新のビジネスモバイル環境から旧来のレガシー・システムまでを統合的にサポートする次世代eビジネス統合プラットフォーム『InterBrain®(インターブレイン)』の更なる開発及びこれを利用したソリューション開発、さらに同社のナレッジマネジメント対応グループウェア『INSUITE®One(インスイートOne)』のディストリビューション展開および販売促進活動に投入されます。同社は今回のNTTドコモとの戦略的事業提携を起点に、これらの製品群を利用したビジネス・モバイル・ソリューションの普及と本格的な海外展開も視野に入れ、将来のビジネスを展開していきます。
株式会社ドコモ・ドットコムについて
株式会社ドコモ・ドットコムは、NTTドコモがiモードにより先導的に開拓しつつあるモバイルコンテンツ市場の更なる成長を推進するため、5月にサービスを開始する次世代携帯電話、Java技術、MPEG4による動画配信サービス等の提供を視野に入れ、コンテンツプロバイダーへのモバイル向けコンテンツ作成ノウハウの提供及び出資等を行う株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)の100%子会社です。
主要株主について
- 山本孝昭(代表取締役) 24.30%
- 前川賢治(取締役) 12.60%
- NVCC1号投資事業組合 3.80%
- 株式会社ブイ・シー・エヌ 3.60%
- 株式会社ジャフコ 3.10%
- ジャパンアメリカベンチャーパートナーズツー,エル.ピー. 3.10%
- 株式会社デオデオ 2.70%他
※文中に記載のすべての会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。