新潟県、全組織的に利用する職員ポータルとしてINSUITE®Enterpriseを導入
株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭、以下ドリーム・アーツ)は、本日、新潟県(所在地:新潟県新潟市新光町、知事:泉田裕彦)が、県行政に関わる職員約8,000名向けの情報ポータルおよびグループウェアとして、ドリーム・アーツの企業情報ポータル(EIP)ソリューションINSUITE®Enterprise:インスイート・エンタープライズ(以下INSUITE®:インスイート)を採用したことを発表いたします。
通知機能を強化した職員ポータルを構築、部門間の情報伝達を実現
早くから「電子県庁」の実現を目指している新潟県では、行政経営のさらなる高度化、効率化を実現するために、「新潟県行政情報化プラン2006-2008」を策定し、ITをさらに効果的に活用する計画を進めています。新潟県は、既存のグループウェアに代わり、この計画の中核を担う新しい情報システムとして、INSUITE®:インスイートを採用しました。
新潟県は、電子メール、スケジューラー、電子会議室、ライブラリ(文書管理)といったグループウェア機能を統合した職員ポータルをINSUITE®:インスイートによって実現します。さらに、官公庁特有の部署間の情報伝達を効率化するために、DCM(District Coordination Management:部門間協調管理)オプションを導入します。INSUITE®:インスイートの持つ通達機能を飛躍的に拡張するDCMオプションは、部門・役職だけでなく、担当毎に、必要な情報を振り分けることができ、官公庁をはじめとした大規模組織内において、通知内容の周知徹底を図ることができます。
INSUITE®:インスイートは、ウェブ・アプリケーションに自動的にログオンするシングルサインオンの基盤としても利用されます。将来的には、新潟県の組織内に散在するシステムやデータベースの情報をはじめ、埋没した情報とコミュニケーションをWebブラウザ上に「見える化」し、ナレッジとして利活用する構想です。
新潟県総務管理部、情報企画監の松下邦彦氏は、次のように述べています。
今回のシステム選定に際しては、EIP、グループウェア、ナレッジマネジメント機能を高度に融合したINSUITE®:インスイートが、新潟県の提示した機能要件のすべてを満たし、かつ、部署間の柔軟な情報発信と照会・回答機能を備えたDCMオプション、ITリテラシーに左右されない誰もが使いやすいインターフェースが高く評価されました。
新潟県へのシステム導入は、ドリーム・アーツと株式会社NTTデータ信越が共同で実施しています。新潟県の職員ポータルは、2007年3月中に構築を完了し、2007年4月より本格運用を開始する予定です。
DCMオプションについて
DCM(District Coordination Management:部門間協調管理)オプションは、INSUITE®Enterpriseが提供している通達機能を大幅に拡張します。日本郵政公社をはじめとした大規模組織での部門間コミュニケーションツールのノウハウを集約し、開発・提供しています。柔軟な情報発信と照会・回答機能を備え、組織・部門・役職だけでなく、担当毎でも必要な情報を動的に振り分けることが可能です。日本の大組織特有の複雑な部署間の情報伝達を効率化し、組織内における指示通達の周知徹底を実現します。