ドリーム・アーツとニフティ、コクヨグループの「未来の働き方」を支えるため業務基盤をクラウド化
株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭、以下 ドリーム・アーツ)と、ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三竹兼司、以下 ニフティ)は、コクヨ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:黒田章裕)をはじめとしたコクヨグループの業務プラットフォームをクラウド化したことを発表いたします。
ドリーム・アーツが提供している企業情報ポータル型グループウェアINSUITE®(以下 インスイート®)およびBPM型Webデータベースひびき®Sm@rtDB(以下、スマートDB®)をニフティが提供するパブリック型クラウドコンピューティングサービス『ニフティクラウド』上に移行し、2012年10月から利用を開始しています。
次世代の働き方への変革をめざし、業務プラットフォームをクラウド化
コクヨグループは、世の中のトレンドや先端の情報技術を積極的に取り入れ、次世代を見据えた「働き方」や「オフィスのあり方」を追及し、自らが実践することを通して得たノウハウをお客様に提案しています。さらに、2020年には売上の3割を海外実績とすることを目標に、「真のアジア企業」となるべく、グローバル視点の醸成とワーカーの生産性向上をはかっています。
「場所」や「時間」の制約を受けない未来の働き方への変革を実現するためには、すでに大量導入を決定しているタブレット端末の業務活用やグローバル化を見据え、業務プラットフォームを再構築する必要がありました。
そこで、従来活用してきた、グループ全社のイントラネットや業務サイトを統合するポータルインスイート®と、ノーツのヘビーユーザ時代を含め20年近く現場で育ててきた業務データベース群1000個超が実装されているスマートDB®のクラウド化を行いました。コミュニケーションツールや業務のプラットフォームをクラウド化することで、ネットワークやセキュリティの制約から解放され、いつでもどこでも同じレベルの業務パフォーマンスが発揮できるようになりました。システム部門はインフラやアプリケーションの運用維持にかかる負荷を大幅に削減することができ、より戦略的な情報活用へ注力することが可能になります。
また、クラウド基盤には『ニフティクラウド』を活用しています。ファイアウォールなど多様なセキュリティ機能と国内データセンターでの安心・安全なインフラ運用により、セキュアな業務プラットフォームの実現をサポートしています。さらに、コントロールパネルから容易にサーバーの追加や各種オプションの設定を行うことができるため、利用者増加や利用シーンの変化にも迅速かつ柔軟に対応が可能になりました。
ニフティでは、パートナー企業とともにお客様に最適なクラウド活用の提案を推進しています。今回、ドリーム・アーツと連携することによりコクヨグループが推進する新たな業務プラットフォームに最適なクラウド環境の提供が可能になりました。
コクヨグループの新たなワークスタイルを創出し、「真のアジア企業」への変革を牽引
コクヨ 情報システム部 グローバルITグループ グループリーダー土山宏邦氏は、次のように述べています。
ドリーム・アーツとニフティは、今後もお客様のニーズを捉え、「現場力強化」、「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションとして提供してまいります。
当社は、次世代の働き方を自ら実践することにより、新たなワークスタイルを提案してきました。近年では急速に進化するスマートデバイスなど最新のIT技術を活用したグローバルレベルの働き方変革を推進しています。クラウド化にあたっては、特にスタッフのワークスタイルに密接に関わり、働く環境の変化による影響をいちはやく投影できるコミュニケーション・業務関連のシステムがふさわしいと考えました。インスイート®とスマートDB®のクラウドへの移行やタブレット端末の大量導入により、社外の現場に居ながら、社内にいる時と遜色なく業務を遂行する環境を手に入れることができました。『ニフティクラウド』は高い実績があり、企業としての先進的な取り組みも評価しています。ドリーム・アーツ、ニフティには次の時代を創出するパートナーとして、ともに発展していけることを期待しています。