ドリーム・アーツ、日本航空株式会社の業務基盤として ひびき®Sm@rtDBを提供
株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:植木義晴、以下 JAL)が、ドリーム・アーツのエンタープライズWebデータベース、ひびき®Sm@rtDB(以下 スマートDB)を導入したことを発表いたします。システム導入・構築は、ドリーム・アーツがトータルに支援し、業務基盤として2014年4月1日より本格利用を開始しています。
業務基盤の刷新により、コスト削減および効率的な情報共有を促進
JALは、航空輸送分野におけるリーディングカンパニーとして、日々「お客さまに最高のサービスを提供すること」、「企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献すること」を目指しています。お客さまが常に新鮮な感動を得られるよう、きめ細やかな感性やおもてなしの心を培い、2016年度までに「顧客満足No.1」を達成することを目標としています。
2011年よりグループ会社、海外支店を含めた約35,000名の情報共有基盤として、ドリーム・アーツの企業情報ポータル型グループウェアINSUITE®(以下、インスイート®)を利用しています。今回、お客さまサービスの品質向上ならびに業務効率化の実現のため、インスイート®と連携した新業務基盤、スマートDBを導入しました。今回の導入により、運用、管理コストを削減したほか、従来はバラバラであったデータ形式の標準化にも着手することでスムーズな情報共有が可能になります。
スマートDBは、業務オペレーションを支える基盤として機内サービス部門が利用し、サービス品質の向上に努めています。例えば、機内食についてお客さまから頂いたコメントは、搭乗している便の基本情報と一緒にデータベースへ登録されます。このような取り組みにより、機内食の品質管理の徹底や機内サービス品質の向上を図っています。今後は、お客さまへのサービス対応状況を営業部門とも共有するなど、現場を支える基盤として全社展開を検討していきます。
事業の発展・拡大を支える業務基盤として今後の全社展開に期待
JAL IT推進企画部 部長 田中 祐司氏は次のように述べています。
『顧客満足No.1』に向けて、まずは顧客サービスに関わる重要な業務をシステム化するところから始めました。従来のシステム開発とは異なり、スマートDBではプログラム開発が必要ないため、現場の業務にフィットしたシステムがスピーディーに実現できました。ドリーム・アーツ社にはインスイート®を導入した頃から長く支援してもらっており、導入から利用開始まで当社のニーズをよく汲み取って対応していただきました。だからこそ、スムーズに利用が定着したのではないかと思っています。まずは2つの業務に特化して利用を開始していますが、現場のスタッフの評判もよく、今後は他の業務にも順次展開する予定です。現場主義に徹する我々JALグループにとって、現場のオペレーションを強化することができると大いに期待しています。」
ドリーム・アーツは、今後もお客さまのニーズを捉え、「現場力強化」、「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。