ポプラ、全国の直営店でスピーディーな意識共有を実現
株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、コンビニエンスストア事業を展開する株式会社ポプラ(本社:広島県広島市、代表取締役社長:目黒真司、以下ポプラ)に、多店舗運営を支援するクラウドサービス「Shopらん®」を導入したことを発表します。本部と店舗間の連携を強化することを目的とし、4月から「ポプラ」、「生活彩家」の直営店275店舗で先行導入しています。
売場展開に関する指示をダイレクトに展開
今年で40周年を迎えるポプラは、お店で炊いたごはんをその場でお詰めする「ポプ弁」が特徴のコンビニエンスストアで、首都圏や中国地方を中心に全国で店舗を展開しています。近年、コンビニチェーン同士だけでなく他業態との競争も激化する中、同社は地域密着型の「ポプラ」と都心型の「生活彩家」と複数のストアブランドを立地によって使い分けることでお客様のニーズに対応する戦略を推進しています。
従来、同社では本部から店舗へのキャンペーン等の施策の指示は、全国各地区本部のSV(スーパーバイザー)に伝えられ、それをSVが実際に店舗に行って説明していました。しかし、それでは店舗によって情報を受け取るまでの時間的なギャップが発生してしまううえ、人から人へ情報が伝わっていくうちに抜け漏れや認識の齟齬が発生し、本部の意図が伝わりにくく店頭実現が徹底しないという課題に直面していました。本部が計画した施策の効果を得るには、本部からの指示を店舗がダイレクトかつタイムリーに受け取れるようにすることが必須条件です。そのため、週次の施策指示を本部から直接店舗へ伝えるしくみを「Shopらん®」で実現しました。
「Shopらん®」により、本部から各店舗へ一元化された指示をダイレクトに発信できるようになりました。また、売場展開の指示を画像を使って具体的に示すこともできることから、SVが訪問するまでに事前に店舗側で展開準備ができるようになり、店頭実現のスピードと精度が飛躍的に向上しました。さらに、店舗が施策指示を売場展開した後すぐに写真を撮って「Shopらん®」に登録することで、本部や地区のSVは実施状況をリアルタイムに把握でき、迅速に展開状況をチェック・フォローすることが可能になりました。店舗の実施状況が本部指示どおりになっていない場合には、SVが該当の店舗を重点的に訪問し具体的なアドバイスをするなど、売場の質の向上につながっています。
経営課題を一緒に解決するパートナーとして期待
ポプラ取締役副社長 中間昭登氏は次のように述べています。
「ドリーム・アーツ社には、我々がどのような業務に変えていきたいのかという運用段階での様々な要件に対し、親身に、そして迅速にサポートしていただきました。『Shopらん®』は、今では『営業活動の基本インフラ』となっています。『Shopらん®』を導入して運用のしくみを整えたことで、店舗で本部の意思と意図を正確に共有できるようになりました。ドリーム・アーツ社とは、今後も様々な活用方法を一緒に検討するパートナーとしてお付き合いしたいと考えています。」
「Shopらん®」は、今後もお客様のご要望や活用ノウハウ、成功事例を、クラウドならではの頻繁なバージョンアップでサービスに反映することで、店舗オペレーションを革新するベストプラクティスを提供してまいります。
Shopらん®活用イメージ
FAX送信の利用イメージ