ビアードパパの「麦の穂」、withコロナのリモートQSC業務に「Shopらん」を導入
株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、株式会社永谷園ホールディングス(本社:東京都港区、社長:永谷 泰次郎)のグループ会社で、できたて作りたてシュークリームのテイクアウト業態「ビアードパパ」などを国内外で約400店舗展開している株式会社麦の穂(本社:大阪市北区、代表取締役:杉内 健吉、以下 麦の穂)の海外事業部門と、海外フランチャイズ(FC)店舗において、多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん®(ショップラン)」を導入したことを発表いたします。
2021年2月から、FC展開を中心とする海外190店舗のうちモデル店舗となる12店舗での利用を開始し、順次利用店舗を拡大してまいります。
withコロナでリモート対応が求められたQSCチェック業務
麦の穂では、できたて作りたてシュークリームのテイクアウト業態「ビアードパパ」を、日本を含む15の国と地域で展開。「日本の“美味しい!”を世界へ」をスローガンに、1997年の創業から4年目には早くも海外展開を開始するなど、世界中のお客さまから高い評価を得ている飲食チェーンです。これまでビアードパパの海外事業においては担当トレーナーが定期的に各国を訪問して臨店、QSC(Quality, Service, Cleanliness)状況を確認し、維持、向上してきましたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の猛威ために各国間の渡航が厳しく制限され、海外FC店舗のオンサイト確認が困難な状況となりました。そのような状況の中、各国にFC展開している麦の穂では従来の業務の在り方を見直すことを余儀なくされ、重要な経営テーマであるQSC改善指導業務をリモート環境下で行うことができる手段を、早急に導入する必要がありました。
「Shopらん」によるQSCチェックが解決策に
麦の穂ではさまざまなツールを検討するなか、「Shopらん」のフォトレポート機能を使った店舗での「QSCリモートチェック」という方法にたどり着きました。「フォトレポート」では店舗スタッフが自らのスマートフォンで写真を撮るだけで、本部へのQSC報告が完了します。一般的に店舗による報告作業は店舗スタッフの負担増加につながりやすいとされます。しかし、フォトレポート機能での直感的で簡単な報告業務であれば、日常的にスマートフォンを利用しているスタッフが違和感なく実施でき、業務負担を最小限に留めることが確認できました。また、写真での視覚的な報告内容のため、臨店せずともリモートで店舗の状況を正確に把握することが可能です。
「Shopらん」の採用を検討するなかで、麦の穂ではリモートでのQSC業務において下記のような効果を期待し導入を決定しました。
【店舗側】 簡単かつスピーディな報告操作で業務負担を最小化。直感的なUI/UXで海外店舗でも説明不要。
【本部側】 店舗の状況を視覚的に確認し、改善も指導もリモート対応。
「Shopらん」のフォトレポート機能はスマートフォンやタブレット端末のiOS版ネイティブアプリとして提供しており、まずは対応端末を保有する12店舗にて利用を開始します。アプリは多言語対応しており、インストールした端末の言語設定に応じて自動的に適切な言語に設定されるためキッティングの負担を最小化できました。
また、2021年に入ってからAndroid版のネイティブアプリもリリースされており、順次、機能面も充足予定であることから、店舗スタッフの持つ個人端末のOSの統一が難しいBYOD(Bring Your Own Device)の活用も視野に入れることができました。今後は段階的に利用店舗を増やしていく予定です。
イメージ:「Shopらん」のフォトレポート機能
株式会社麦の穂 海外事業部 営業部長 津田 浩史 様より「Shopらん」に関する期待のコメント
ドリーム・アーツは、今後も“協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。
イベント情報
60,000店舗以上でご利用いただいている「Shopらん」を、ユーザーさまの活用事例やデモンストレーションをまじえて、より詳しく、より具体的にご紹介します。ぜひご参加ください!
新型コロナウイルスにより店舗運営は甚大な影響を受けており、これからも新常態にむけて市場環境の変化のスピードが速い状況は続くと思いますが、「QSC」は時代に左右されない重要かつ不可欠なテーマです。海外の店舗スタッフであってもスムーズに利用できる「Shopらん」であれば、すぐに効果を出すことができ、さらに、継続的なQSCレベルの維持、向上に貢献してくれると感じ、今のタイミングだからこそ導入することを決めました。また、「Shopらん」には、大手チェーンをはじめとした海外店舗での利用実績があることも導入を決めるポイントとなりました。これからもドリーム・アーツからの支援を受けながら「Shopらん」の活用を進めることで、各国に展開する海外店舗のQSCを向上させ、業務の効率を高め、日本の“美味しい!”を世界へひろげていきたいと思います。