ヨークベニマル、Shopらん®︎で次世代店舗ポータルを構築
株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、このたび株式会社ヨークベニマル(本社:福島県郡山市、代表取締役社長:真船 幸夫、以下 ヨークベニマル)が多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん®(ショップラン)」を採用したことを発表します。 2021年10月より全店舗での利用を開始しています。
お客さまへの提供価値向上のために
大手スーパーマーケットのヨークベニマルは、セブン&アイ・ホールディングスの一員として「地域のお客さまの毎日のくらしをより豊かに楽しく便利にするために」お客さまの立場に立った商品開発やサービスに努めています。
福島県を中心に236店舗を展開している同社では、社内コミュニケーションがメール・FAX・掲示板・メール便などさまざまな方法でおこなわれていました。 本部では発信した情報が店舗へ伝わっているか把握できておらず、店舗では必要な情報の獲得・整理に日々多くの工数がかかっている状態でした。 また、店舗側からの情報を吸い上げる仕組みが整っておらず、お客さまの声を十分に獲得・活用できていないことに課題意識を持っていました。
ヨークベニマルは、さらなる企業成長とお客さまに喜ばれる商品開発や顧客サービスを提供していくため、2020年1月から業務プロセスや組織・仕組みの改善に着手。 プロジェクトの最終目標である「“つながる”情報、“つながる”システム、“つながる”組織」の実現に向け、2020年度上期に業務自体の見直し・改善を行い、2020年10月からShopらん®の導入を本格的に検討開始しました。
Shopらん®採用のポイント
これまで複数の手段・ツールで分断していた情報共有を一本化できる点や、お知らせの既読状況や店舗の作業実施状況を見える化できる機能群を備えている点などから、Shopらん®が本部-店舗間をつなぐ次世代の店舗ポータルとして最適だと判断されました。 また、地域に根ざした個店経営の店舗づくりに力を入れるヨークベニマルにおいては、各店のメンバー育成や知恵の共有・活用しあえる環境づくりが重要と考えています。 そのため業務指示・連絡だけではなく、動画による教育やFAQの共有などの業務も包括的に対応できることは、次世代の店舗ポータルとして必須となる要件でした。 さらに、先行してShopらん®を活用していた関連会社のイトーヨーカ堂や、他ユーザー企業との面談を通し利用状況などを確認することで、具体的に自社で活用できるイメージを持てたことも大きな決め手となりました。
上記のほか、タブレット端末の活用による業務改善効果も見込んでいます。以前から店長クラスへタブレットを配布し、場所にとらわれない情報活用によって新しい働き方を浸透させるきっかけになることが期待されています。
株式会社ヨークベニマル DX戦略室 堀田 真司氏からのコメント
これまで、店舗において、本部からの情報を正確、タイムリー且つ容易に取得できる環境にはありませんでした。 当社では、2019年から開始した業務改革プロジェクトの一環として、本部と店舗の情報共有を効率化・高度化する取り組みを行ってきました。 短期策として、今ある環境(Eメールやグループウェアなど)での改善を行うことで一定の効果を得ましたが、限界もありました。 そこで、あるべき姿を描き、それを実現する環境を検討し、グループ内でも導入実績のあったShopらん®を検証し、導入することとしました。 現在、導入の初期フェーズではありますが、想定通りの効果を確認できています。 一方で、新たな課題も明確になり、利活用の徹底と機能改善、効果検証を繰り返し、更なる効率化・高度化を実現したいと考えています。 店舗運営にとって効果的であること、導入後のフォローが成功要因であることを忘れずに進めていきます。
ドリーム・アーツのShopらん®は、2022年2月時点で導入店舗数約39,000店を超えるお客さまにご活用いただいています。 今後も多くのお客さまの多店舗運営をご支援してまいります。
イベント情報
60,000店舗以上でご利用いただいている「Shopらん」を、ユーザーさまの活用事例やデモンストレーションをまじえて、より詳しく、より具体的にご紹介します。ぜひご参加ください!
【想定するShopらん®の導入効果】