ドリーム・アーツ、SmartDB®︎スペシャリストの認定制度をローンチ 先行認定者の事例紹介含む記念イベントを2月10日に開催
ノーコード開発で注目を集める「CoE構築」の手引書を公開
大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下
ドリーム・アーツ)は、このたび2023年2月より「SmartDB®︎(スマートデービー)」を活用した業務デジタル化の習熟度・スキルを個人へ認定する制度「SmartDB Certified
Specialist(以下 SCS)」を開設したことを発表します。 本制度の開設を記念して2023年2月10日に、先行認定者の代表5名による事例紹介を含む記念イベントを開催します。
また多くの大企業ユーザーとの協創によって、ノーコード・ローコード開発を安心・安全にすすめるための事務局(CoE : Center of
Excellence)構築のノウハウをまとめた「CoE構築の手引書〜デジタルの民主化とガバナンス〜」を本日2月7日に公開しました。
認定制度SCSがデジタル化人材の育成と外部リソース活用に貢献
昨今、大企業の約6割が業務部門によるデジタル化に取り組む(※1)など、ノーコード・ローコード開発が隆盛を極めています。
その一方で、開発品質やスキルのばらつき、アプリ乱立や業務の分断、権限設定ミスによるセキュリティリスクなど、さまざまな管理統制上の課題が生じています。
ドリーム・アーツでは、SmartDB®︎を活用した「デジタルの⺠主化(※2)」による現場部⾨(⾮IT部⾨)が主体の業務デジタル化から、ERP・基幹システム周辺の複雑で重要性の高いミッションクリティカルな業務のデジタル化まで、さまざまな領域の業務デジタル化を支援しています。
SmartDB®︎は、2022年度SaaS型ワークフロー市場シェアNo.1(※3)となるなど、多くの大企業が活用しています。
あるユーザー企業との協創プロジェクトのなかでは、「デジタルの民主化」により40名を超える現場部門のデジタル化要員を育成しスピーディーな業務デジタル化を実現。
同時に、厳正なシステム管理統制も両立するためのCoEを構築し、安心安全にSmartDB®︎でノーコード・ローコード開発できる環境を整備しました。
これらの経験から得られた知見・ノウハウをもとに、SmartDB®︎での業務アプリ開発やプロジェクト推進、CoE構築に関するスキル保有者を可視化するための認定制度SCSを策定しました。
【SmartDB Certified Specialistの種類とグレード】
SCSは「業務デザイナー」「オーガナイザー」「エキスパート」の3種類をもとに、6つのグレードで認定します。
- 業務デザイナー(BRONZE、SILVER)
SmartDB®︎で業務アプリのデザイン・開発ができることを証明 - エキスパート(GOLD、PLATINUM)
SmartDB®︎のAPIを用いた外部システム連携ができることを証明 - オーガナイザー(SAPPHIRE、DIAMOND)
SmartDB®︎の活用拡大や管理統制の中心となれることを証明
SCSにより、社内外問わずSmartDB®︎スペシャリストおよびスキルが可視化されることで、ユーザー企業が自社のデジタル化人材を育成することはもちろん、社外パートナーなど、外部リソースを有効活用することにも貢献します。
なお、「SCS」の詳細は以下のページをご覧ください。
https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/scs/
https://www.dreamarts.co.jp/news/press-release/pr220926/
※2 現場部⾨(⾮ IT 部⾨)が⾃らデジタルを活⽤し、全社のデジタル化を加速させること
https://www.dreamarts.co.jp/democratization/
※3 テクノ・システム・リサーチ社「2022年SaaS型ワークフロー市場のメーカーシェア調査」より
数多くの実績をもとにした「CoE構築の手引書」を公開
ドリーム・アーツでは、SmartDB®︎を活用した多くのプロジェクトの経験をもとに、ノーコード・ローコード開発推進のカギを握る「CoE構築」のノウハウを体系的に整理し、「手引書」としてまとめました。
なお、「CoE構築の手引書」は以下のページからご覧ください。
https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/form/dl-coe/
【イメージ:CoE構築の手引書】
SCSのローンチを記念して、認定者による取り組み紹介イベントを開催
ドリーム・アーツでは、SCSにより、大企業におけるデジタル活用のさらなる加速を目的に、SCSの最高位に認定された25名の表彰をおこなうイベントを開催します。 また、認定者の代表5名から、SmartDB®︎の活用事例や取り組みの紹介をおこないます。
イベント概要
名称 | スマコミュ!卓越したSmartDB開発スキル保有者を認定〜SmartDB認定制度ローンチ記念イベント〜 |
開催日時 | 2023年2月10日(金) 現地(認定者):14:30〜16:30(14:10開場) オンライン:14:30〜15:30(14:25開場) |
講演企業 | 日本航空株式会社、第一生命情報システム株式会社、大和ハウス工業株式会社、株式会社LIXILトータルサービス、パシフィックシステム株式会社 |
会場 | オンライン(Zoom) ※ウェスティンホテル東京(楠の間)で開催するイベントを生中継 |
主催企業 | 株式会社ドリーム・アーツ |
参加費 | 無料 |
お申し込み | https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/event/se230210/ |
コクヨ株式会社
情報システム部 インフラプランニングユニット エキスパート
土江 快知 氏からのコメント
大和ハウス工業株式会社
本社経営管理本部 人事部 シェアードサービスセンター センター長
相川 光一郎 氏からのコメント
SmartDB®︎の認定制度SCSは高度なスキルを保有する人材を正しく評価し、また、それにより社内のデジタル人材増加をドライブする仕組みです。 大和ハウス工業では、人事部自身で18,000名が利用する人事関連業務をデジタル化してきました。 SCSの認知が広がり、業務デジタル化に貢献するメンバーが重宝される制度になるよう心より願っております。 今後はSCSを活用し、SmartDB®︎のさらなる活用と業務デジタル化を加速させていきます。
株式会社ドリーム・アーツ 執行役員 協創パートナー推進本部 本部長
増本 大介からのコメント
今回のSCS開設は、コクヨや大和ハウス工業をはじめとした数多くのリーディングカンパニーとの協創プロジェクトの経験をもとに形作られたものです。 また、大企業が安心・安全にノーコード開発をおこなうためのCoE構築の手引書も公開することができました。 これらによりSmartDB®︎がこれまで以上に大企業の業務デジタル化に貢献していくことを確信しています。 素晴らしいユーザーの皆さまとの出会いと機会に感謝し、私たちドリーム・アーツも進化を加速させ、協創する喜びにあふれる人と組織と社会の発展に貢献していきます。
ドリーム・アーツは、今後も“協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。
コクヨには、非エンジニアを含めて約200名のSmartDB®︎開発担当者がおり、約1,800の業務アプリケーションが稼働しています。 これは、全社でのノーコード・ローコード開発の推進により「デジタルの民主化」をおこなってきた結果です。 コクヨの取り組みが参考となり、このたびのSmartDB®︎の認定制度SCSが誕生したこと、またそれにより、多くの大企業の業務デジタル化の取り組みに貢献できることを誇りに思います。 ドリーム・アーツには、今後も協創パートナーとして継続的にご支援いただけることを期待しています。