ドリーム・アーツWebデータベース「スマートDB」の最新バージョンを発表
株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭)は、現場のビジネスプロセスを進化させる業務プラットフォーム、ひびき®Sm@rtDB(以下スマートDB)』の最新版、ひびき®Sm@rtDB ver.3.5を発表いたします。「スマートDB」は、あらゆるビジネス現場の業務をシステム化するアプリケーション基盤です。Webデータベース・文書管理・ワークフロー機能を備え、ユーザー自身で業務に適した業務アプリを作成でき、利用しながら柔軟に進化させていくことができます。最新バージョンは本日2016年9月7日から提供を開始します。
ポストNotesを実現。変化を現場からドライブする一歩先の情報共有へ
すでに多くの企業では、社内で情報共有を円滑化できるツールとしてグループウェアなどの情報共有基盤を利用しています。しかし、長年利用したシステムの老朽化などにより、経営陣による意思決定のスピードや、業務の変化スピードにシステムが追随できず、資産を活かしきれていないという課題を抱えている企業が多く存在します。
組織がPDCAサイクルを高速に回して、次なる戦略の一手に備えるためには、業務プロセスに柔軟に対応できるシステムが必要です。ドリーム・アーツは、急速に変化していくビジネス環境に対して、現場がフレキシブルに体制や業務を変え、自ら仕組みを整えるためのシステムとして「スマートDB」を提供してきました。また、これまでドリーム・アーツは、他社システムからの豊富な移行実績をもとに、ベストプラクティスを「スマートDB」へ集約し、ノンプログラミングシステムとして開発、多様な事業を支援してきました。
今回のバージョンでは、「IBM Lotus Notes/Domino(以下、Notes)」から移行した場合も違和感なく、直感的に活用できる機能を中心に追加しました。具体的には、「文書を定期的に編集・削除する機能」や「帳票出力機能」を新たに追加しました。また、文書を登録し蓄積できる文書バインダ間の連携も強化されたことで、情報をより簡単に参照することができるようになります。誰でもメンテナンスができるため、現場から業務を変革し、単なる現行システムの移行にとどまらない一歩先の情報共有が可能になります。
主な拡張機能
最新バージョンで追加した主な新機能は、次の通りです。
■ 文書を定期的に編集・削除する機能
保管期限の切れた文書を自動的に削除したい、一定期間を過ぎたデータのステータスを一括で自動的に変更したい場合に、「定期処理」で実現できるようになりました。定型化されている処理を、決まった時間に繰り返し自動的に実行することができます。例えば、「お問い合わせ管理」の業務を「スマートDB」で行っている場合、一定期間を過ぎても未回答のお問い合わせに対しては、自動的にステータスを変更させることで担当者へのリマインドに役立てるという運用ができます。
処理完了の通知を送ることが可能です。
■ 帳票出力機能
「帳票出力」ボタンを押すだけで、あらかじめ設定したレイアウト通りにExcel形式にて帳票が出力されます。見積書や稟議書などの文書についてレイアウトが崩れることなく印刷できるため便利です。
■ 文書バインダ間のデータ連携を強化
文書バインダの多様化、情報の多元化により、各文書バインダ間でのデータ連携が必要になってきました。これを受けて、文書バインダから他の文書バインダに登録されているデータを参照しやすくなり、情報検索にかかる手間の最小化を実現させることが可能になりました。例えば、顧客台帳から、顧客に紐づく売上、見積り、営業担当者などの様々な情報を連携させることによって、今までよりもさらに簡単に検索・確認・登録することができます。
■ ゴミ箱機能
本機能により、削除された文書を復元できるようになりました。今までは、削除した文書をユーザーが復元する方法はありませんでした。今後は、削除した文書をゴミ箱に溜めることができ、削除された文書の確認や検索、復元ができます。
■ 新たなサポート対象にブラウザに「Edge」を追加
Windows10のデフォルトブラウザ「Microsoft Edge」に対応した他、「Google Chrome」の最新版、日本オラクル社が提供する最新版のデータベース製品「Oracle Database 12c R1」に対応しています。
稼動環境の詳細につきましては、お問い合わせください。
発売日および価格について
「スマートDB」の最新バージョンは、本日2016年9月7日より提供を開始いたします。ライセンス価格は、1,000ユーザーの場合、1ユーザーにつき9,000円(税抜)です。