SmartDB®︎、べんりねっと連携で購買プロセスを自動化
大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)と、株式会社カウネット(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋 健一郎、以下 カウネット)は、このたびドリーム・アーツの提供する大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB®︎(スマートデービー)」とカウネットの提供する中堅・大規模企業向けのクラウド型購買管理システム「べんりねっと」の連携を開始しました。 両サービスのユーザーである立命館大学にて本連携の実証実験を予定しています。 また、2022年11月30日に連携概要を紹介するセミナーを開催予定です。
SmartDB®×べんりねっと連携が必要とされる背景
近年、企業のクラウドサービスの活用がすすみ、さまざまな業務の改善をおこないやすくなった一方で、業務全体を一気通貫したデジタル化ではなく個別最適・ツール乱立の状態となっているケースも多く発生しています。
その結果、ツール間のデータの受け渡しなどで手作業が残り、非効率や作業ミス、ガバナンス上の懸念にもつながっています。
これは、組織運営上の厳密なガバナンスが求められる購買業務においても同様です。
購買業務の各工程で利用するツールが異なると、事前の購入申請、ECサイトでの購入、購入後の支払処理と工程が移るたびに各システムへのログインや、必要情報を手動で転記するといった無駄な作業により、業務効率の低下を招きます。
また人手による作業が増えるほど、作業内容の間違いや、不正防止の仕組みにおける「穴」が発生しやすくなります。
より高度な業務効率化・自動化を実現するためには、分断された業務をシームレスにつなぐシステム環境の整備が必要です。
立命館大学で実証実験、購買プロセス全体の自動化を目指す
SmartDB®︎は、現場主体で業務プロセスの完全デジタル化を実現できる、ワークフローとWebデータベース機能を備えたノーコード・ローコード開発プラットフォームです。
ドラッグ&ドロップだけで入力フォームが作成できるなど、現場担当者自ら業務アプリを開発することが可能です。
べんりねっとは、間接材全般の購買を一元管理できる中堅・大規模企業さま向けのクラウド型購買管理システムです。 間接材の購買を見える化し、業務効率化やコスト削減、内部統制の強化を実現できます。
豊富な導入実績(500 企業グループ 4,500 社以上)と蓄積したノウハウを活かして、持続的な購買改革をお手伝いいたします。
両サービスが連携することにより、SmartDB®︎で購入申請が承認されると、API経由でべんりねっとへ情報を連携し、購入申請から発注、支払いまでの購買プロセスの自動化を実現することができます。
また、SmartDB®︎とAPI経由で情報連携するべんりねっとをハブにして、ローカルカタログのみならずパンチアウト連携(試験運用中)することで、さまざまなサプライヤから幅広い商材が購入可能になります。
両サービスのユーザーである立命館大学では、大学における複雑な研究予算管理における業務デジタル化の取り組みの一環で、間接材購買の効率化を実現するために本連携の実証実験を予定しています。
基幹システムを含む複数サービスを連携し、予算管理業務のデジタル化を実現することは、教育機関においては先進的な事例です。
SmartDB®×べんりねっと連携を詳しく紹介するセミナーを開催
両サービスの内容と、連携時のメリットや利用イメージをより知っていただくために、ドリーム・アーツとカウネットによるオンラインセミナーを開催します。
名称 | 「SmartDB」×「べんりねっと」 ワークフローと購買システムを連動!購買業務の完全デジタル化 |
開催日時 | 2022年11月30日(水)14:00~14:45 |
定員 | 100名 |
主催企業 | 株式会社ドリーム・アーツ、株式会社カウネット |
開催方法 | オンライン(Zoom) |
参加費 | 無料 |
お申し込み | https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/event/se221130/ |
立命館大学 情報システム部 部長 石坂 和幸 氏からのコメント
ドリーム・アーツとカウネットは、今後も“協創”で「現場力強化」「企業競争力向上」の領域において、さらなるパートナーシップを育んでまいります。
大企業における業務デジタル化の課題と、その解決策として「SmartDB」で、どのように業務デジタル化を実現できるのかをご紹介する資料を公開しました。ぜひご覧ください。
立命館大学では学園のビジョン「R2030」を掲げており、教育研究や社会貢献の改革だけでなく、管理運営業務など組織変革も課題として取り組んでいます。 なかでも研究予算管理システム開発は研究DXの基盤であり、SmartDB®︎やべんりねっとをはじめ、そのほかの複数システムとの連携をおこなう一大プロジェクトです。 このシステムで扱う研究費に関わる出金データは年間約10万件にのぼります。 一連の業務プロセスをデジタル化することで、これまで紙ベースで運用していた申請の回付時間や転記作業・入力ミスの削減、そして業務量および紙自体を削減します。 また、発注や支払時の処理の自動化により、人手が介在する余地を減らすことでガバナンスの強化も実現してまいります。 両サービスが連携することで、立命館大学の大幅な業務の合理化・効率化につながることを確信しています。